この想いを君に…4
「何言ってんのよ」

あたしが苦笑いをすると知樹は少し怒った表情で

「『拓海くん』に追い付きたいんでしょ?」



あたしの周りはみんな知っている。

この一年はずっと拓海くんを目標にしてきた事。



よーし…



あたしはキュッ、と空を見上げた。

綺麗な青空…



どうか、見守っていてね!

あたしは心の中で呟いた。
< 84 / 174 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop