AEVE ENDING
この罪が赦されるなら、わたくしは貴方の為にただただ生きていたいと願い、けれどそれを願うにはあまりに穢れ過ぎた体だと思い直し、それでも祈らずにはいられない。
叶わぬなら貴方の為に屍となり、そして二度と産まれてはこぬよう神に頭を垂れましょう。
(贖罪を喰らう代わりに)
―――雲雀、という名をあげるから。
―――だからいつか、この檻から飛び去っておくれ。
その言葉はある種の呪縛となって、そうして新たな僕を産み出した。