執事はモデル 御嬢様は吸血鬼 続編
「へぇ...
お前が
喋れない女のアカネ?
...ずいぶん陰気な奴」
数日前
知らない女がきて
いきなり、あたしを
お前呼ばわりしてきた
帰ってきたら
ベッドの上にいて
勝手な事ばかりする
ちなみに
それは今もいる
「お前死にたいわけ?」
「ハーレムいかね?」
「お前の欲しいもん全てあるぜ?」
....口の悪い奴
コイツは
自分の名前を...
「あたし?
あたしは神楽、
白蝶 神楽だよ
勝手に
神楽様とでも
呼べばいい...」
という
かなり自己中な奴
あたしは喋れない
それを知ってるのに
わざと言う所が
あたしには忌々しい
そして
数日間ずっと
あたしの傍を
うろついた