執事はモデル 御嬢様は吸血鬼 続編
月が何回
暗闇を照らしただろう?
太陽は雲の合間から
何回見守ってくれただろう?
居心地が良くなって
ずっとここに居れると
思いこんでいた時だった
「帰るぞ...」
いきなり
あいつが現れた
あたしは首をふった
「帰る時間だ」
あいつが
近くによってくる
手を捕まれた時
声がでた....
「あたしは
ここに居たいの!!
もぅ何にも
とらわれたくない
誰にも期待もされない、
ここがいいの!!!」
「.....そうか
じゃ..そこにいろ」
そう言って
あいつが
微笑みを見せた
「ありが...とっ?!」
お礼をのべようとした時
あいつの手のひらから
透けて見える白い鳥が出てきて
あたしの口から
体内に入り込んだ
「お前が
そいつに食われて
死ぬまで
お前はここにいれる
せいぜい楽しみな?」