LoveSong.~愛する君へ~


「ねぇねぇ、お兄。ピンクと緑どっちがいい?」


あたしは、どうしてもほしくなって、2色のウサギを指差した。


「んー。さゆはピンクかな?俺が買ってやるよ。」


「ぇ!?いいの??」


「うん。今日の記念☆」


「ありがとう!」


あたしはピンクのウサギを持ってレジへ行った。


「すいません、コレも。」


後から来たお兄が悩んでいた緑のウサギを持ってきた。


「さゆの部屋で俺が昼寝する用のんな。」


不思議そうに見ていたあたしに、にっこりと笑いながら行った。


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