LoveSong.~愛する君へ~
楽しい時間は実際より早く過ぎる。
そんなことは迷信とはわかってるけど、やっぱり信じちゃう。
家族っていいなって素直に思えた。
コノ調子で学校も頑張らなきゃ!!!
「「いってきまーす。」」
はるパパはすでに職場へ向かった。
はるパパは隣町で有名な高級レストランのソムリエをやっている。
なんでも、ママとはそのレストランで知り合ったとか。。。
「いってらっしゃい。」
声をそろえて、ママに見送ってもらったお兄とあたしは、これから通う喜多ノ丘高校、通称「喜多高」に向かった。