ヘブンの約束
 
社長
『はい。あなたに会う為、再びアメリカへ行ったんですよ』

優斗
『…そうですか。残念です』
 
 
肩のカが抜けた優斗は、MAIのプロダクションを後にした。

プロダクションの建物には、麻衣の巨大ポスターが微笑んでいる。

そのポスターの隣にある時計は、午後6:59分を指している事に優斗は、気付かない。
 
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