執事の名のもとに
それから俺等は前ほどはいかなくても仲良くなった。
「晴馬、昼いこーぜ?」
「おう、ちょっと待って!」
敦がドアの方から呼ばれて、急いで授業の教科書とかを片付けて敦のもとに駆け寄った。
「待たせた。」
「急がなくて良かったのに。」
俺の急ぎように笑いながら言ってくる。
そりゃ俺だってのんびり片付けたいけどさ…
敦はいつも食堂では同じものを注文する。
しかも1日30食限定品。
前に俺の呼び出しで待たせた時それが食べれなかった敦はかなーり怖かった。
いつ殴られるかびくびくしてたし。
だ・か・ら!!
絶対に早く敦のところに行かなくちゃいけない。
だって敦怖いし…。