執事の名のもとに
「んだよ、お前?」
いきなり睨みます?
「そこはKINGの席だから。あと机に足は乗っけちゃ駄目でしょ。」
そう指摘した俺に勝からのチョップが飛んできた。
「晴馬、そんなことよりもっと重要なことがあるでしょ?…お前、ここがどこがわかってるのか?部外者は入っちゃいけないんだよ。」
勝の言葉を聞いた男の子は鼻で笑った。
「…部外者、ねぇー。」
どこか不気味な笑いに少し勝も怯えたらしい。
そうすると、端にいた岩瀬がこっちに歩いてきた。