執事の名のもとに
第5章
パーティー
2人とも行っちゃったから俺も部屋に入ろう。
「あっ!探さねーと。」
始めの目的を度忘れしていて急いで部屋に戻った。
部屋のタンスを開けて見ると白のタキシードがちゃんと入っていた。
「良かったぁー。」
安堵してベッドに寝そべるとちょうど敦が入ってきた。
「晴馬、もういたんだ。」
「ああ、白のタキシードあったか気になって。」
そう言うと敦がいきなり自分のタンスを開けた。