執事の名のもとに
「なあ、見られてて平気か?」
そう聞くと2人揃って。
「「別に…。」」
そうですかぁー。
慣れって怖いな。
立食形式の軽いお昼。
昼間は踊らずに話をする程度。
そして、今のうちに相手を申し込む。
「じゃあ俺あれの中に入るから。晴馬もこいよ。」
敦が指を差した方向はなぜか男どもが群がっていた。
「なんで俺まで?」
「いいから。」
人混みが嫌いな俺はあーいう中には好んで入らない。
でも敦が俺の腕を掴んで放さない。だからしょうがなくその群れの中に入った。