執事の名のもとに






「楽しくやろうぜ、晴馬。」



散々皆に文句を浴びた後ようやく敦が戻ってきた。



「変な役にならなきゃいいけど。」



「もしかして、王子様かもよ?」



とケラケラ笑ってくる。



他人事だと思ってんのか、敦だってありえることじゃん。 



「敦だってなるかもよ?」



そういうとひとつニヤリとした。 



「去年王子やったからならないんだよ。」



「マジかよー。」



机に顔をくっつけた。 






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