執事の名のもとに

気づいた恋







舞台がある場所まで全力ダッシュしたおかげがギリギリの時間に滑り込んだ。



タイム測っとけば良かったかも。 



「おー晴馬、走ってきたのか?」



「あ、ああ…まあな。」



走ったせいで息がうまくできない。 



海琉も肩で息をしていた。 



「それより敦は誰と部屋一緒だったわけ?」



「俺は岩瀬。アイツ予想はしてたけどかなりの綺麗好きで、生理整頓煩いのなんのって…。」



うんざりというように肩をすくめた。 






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