執事の名のもとに
「気にするな、晴馬。アイツいつも俺に負けて2番だから僻んでるんだよ。」
敦の言葉にただ頷いた。
だいいち俺がいきなりKINGに行かないだろ?
テストだって初めてだし。
「敦、テストっていつも同じ課題なのか?」
「いや、勉強以外はいつも違う。マナーだったり、作法だったりね。」
親切に敦は答えた。
「まあ気楽にやれよ。お前ならできるから。」
「おう、ありがとな。」
2人で笑って寮に帰った。
なんだかんだおもしろいかもこの学校。