執事の名のもとに






「が、崖ですか?!」



驚いたように聞き返した。 



まあ普通の反応だな。 



「まあ昔の話だけどな?」



「は、はぁ…。」



けろっという俺と敦に海琉は呆気にとられたみたい。 



「ほら、早くリハに戻れ!!」



敦に背中を押されて海琉はもう一度頭を下げてから戻っていった。 



「海琉って近くで見ると、女顔だよな…。」



と海琉の後ろ姿を見ながら敦は呟いた。 



いやーかなりのびっくり発言だよ…。 





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