執事の名のもとに
そして、数日後連絡は海琉たちの方からあった。
今日の夜屋上にて…。
屋上はKINGと校長しか鍵を持っていない。
安全といえば安全だ。
言われた時間まで俺はそわそわしていた。
「晴馬、少しはおちつけ。」
逆に敦はベットに寝っ転がって本を読んでいる。
「だって、気になんじゃん。」
「お前が気にしても何も変わらないだろ?」
正に敦の言うとおりだけどさぁ…。
それでも気になってしょうがない。