執事の名のもとに







そして約束した時間がやってきた。



屋上に行く階段が妙に長く感じた。



敦がドアの鍵を開けて2人で屋上にでる。



もちろん誰も居ないわけで…。



海琉たちが来るまで俺たちは一言も会話をしなかった。



ギー



静かにドアが開く音が聞こえて、ドアに視線を向けると海琉と愛琉ちゃん、美優が屋上に入ってきた。



これで全員集合かぁ…。



「…じゃあ、始めようか。」



敦の言葉が重く感じた。



今、隠された真実が明らかになる…――。








< 311 / 419 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop