執事の名のもとに






「KINGにようこそ、中原晴馬。」



敦がこっちを見て笑っていた。 



「よかったよ、お前に1位とられなくて。」



「次は俺が1位になるからよろしく。」



悪戯っぽく言うと、敦は臨むところだと言って笑った。 



慌てて飛び込んだ世界だけど、うまくやってやるよ。 



「それに敦も抜きたいしな。」



敦を見た。 



「何か言った?」



「いや。ほら、教室いくぞ。」



先を歩き出した。 



最高の執事になるよ。 



父さん。 







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