執事の名のもとに






「初めて見る顔ね?もしかして、テストでいきなり2位になった転校生?」



「なんで知って……。」



おもいっきり素で聞きそうになって口を閉じた。



敦に素は出すなって言われてたんだった。 



「なんで知ってるんですか?」



もう一度言い直して聞くと彼女はふふと笑った。 



「あら、あなたのことはメイドクラスでも噂になってるわ。かっこよくて、頭もいいって。」 



誉められて顔が赤くなった。 






< 50 / 419 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop