執事の名のもとに






話によると瀬戸口さんの家は代々メイド長を務めていて瀬戸口さんもメイド長に相応しくなるようにこの学園にきたそうだ。 



メイド長って何百人を仕切るんだろ? 



凄いよな。 



しっかりしている瀬戸口さんにはぴったりだと思う。 



「瀬戸口さんはきっと立派なメイド長になると思うよ。」



「そんなことないわ、まだまだよ。後、瀬戸口じゃなくて、美優って呼んでくれる?私、堅苦しいの嫌いなの。」



「ああ、分かった。」



俺の返事を聞くと満足そうに頷いた。 



その姿はなんともかわいらしい。 






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