執事の名のもとに
「べ、別に…下山の為じゃないからな?ただ早く終わらせてもらわないと気が済まないだけだ。」
それだけ言って岩瀬も片付け始めた。
アイツ…。
いつも刺があるみたいだけどいい奴なんだな。
そんなことを思いながら片付け始めた。
「皆、ありがとう!!」
皆の行動を見ていた勝は頭を下げた。
「ほら、早く皿洗え。」
「おうっ!!」
勝は積み重なった皿を抱えて流し場に行った。
勝が見えなくなると俺は敦に近寄った。