執事の名のもとに





それは早起き。 



敦はかなり寝起きが悪い。普段も起こすのが大変でしょうがない。 



俺が来る前はどうやって起きてたんだか。 



疑問に思いながらも明日の朝のことを考えると笑ってられない。 



なんてったって、朝の敦は危険だから。 



初めて起こした時なんか足で顎を蹴っ飛ばされたし、腕が俺の溝にヒットしたりと痛い思いがただただある。 



それでも起こし続ける俺って凄くない? 



と自分を褒めて見た…。









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