執事の名のもとに
「分かった、明日は叩かない。だからな?起こしてくれよ?」
手を合わせて頼んできた。
そう言ったって絶対叩くな敦は。
「もう、分かった。起こせばいいんだろ?」
断るのに疲れたし了承した。
「さすが、晴馬。ありがとな?じゃあ俺寝るわ。」
言うだけ言って敦は眠りについた。
「俺も寝るか。」
俺がベッドに入った時にはすでに敦の寝息が聞こえていた。
どんだけ寝るの早いんだよ。
そんなことを思いながら眠りについた。