執事の名のもとに





「よーし、全員揃ったな。今日はチームで宝を探してもらう。チーム分けはこの紙だ。」



先生の言葉で紙が回ってきた。 



紙を見ると敦と勝、岩瀬と一緒だった。 



なんで敦と。 



つくづく運がない。 



でも先に宝を見つけたら俺は敦を抜ける。 



「なあ、晴馬一緒だな?頑張ろうぜ。」


そう言って俺の肩に腕をのせてきた勝。 



「勝、お遊びじゃないんだ。足は引っ張るなよ?」



そう言って腕を払いのけた。 






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