銀鏡神話‐翡翠の羽根‐
「じゃああたしジュース取ってくるね!!適当にパソコン使っといて!」

真帆は1階に行ってしまった。

しょうがないので美紗はアンケートに答えることにした。


Q1 毎日は?
A つまらない。


Q2 人生素晴らしい?
A まだわかんない。


Q3 自分についてどう思う?
A 狂ってる。


Q4 望むものは?
A きっかけ。


Q5 支配者になりたい?
A 別に。


全て書き終え美紗は投稿ボタンを押した。

「終わったー?」

真帆が部屋に入ってきた。

「うん、おわっ…!!」

美紗の目に一瞬映ったものは

《投稿ありがとうございました。白江 美紗さん。》

「どした?美紗?」

「あ、なんでもない……」






「さぁ始まったよ白江 美紗。

君が世界の新しい支配者になるんだ。

キミが望めば世すら滅ぶんだ。」

暗闇の中で笑い混じりの呟き声が聞こえた。
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