銀鏡神話‐翡翠の羽根‐
自分たちの戦の場へと消える、忍と澄江。
「じゃあ俺がアイツを……」
ジャスとの戦に名乗りをあげるのは間口 吾平。
「駄目です、あなたの実力では悪鬼は倒せない。
なので白江様を連れて、神社内に入り、蒼の鍵を取ってきてください。」
鎖葉斗がジャスへと剣を向けると同時に、美鎖と間口は走り出した。
・
・
・
・
・
・
《魔遊・蓮花》
赤い血塗れのオカリナを華麗に吹くは、ミン。
「魔遊、悪界の中級悪魔・悪鬼が使う、独自の魔法。
代々伝わる笛から発せられる音色による、精神破壊等が主な能力だ。」
ミンを余裕の表情で見るキャルナス。
そんなキャルナスに拍手するミン。
《よく言えたのぉ。じゃがわしのはあんなダッサイ笛じゃない。
エリート悪鬼にしか使えない、特注の楽器じゃ。》
確かにミンの使っている楽器は笛じゃない、血塗れのオカリナ。
《さぁ見よ、選ばれし悪鬼にしか使えない秘術を。》
・
・
・
・
・
・
「白露 鎖葉斗だ、よろしくね。」
剣をジャスに向けるは鎖葉斗。
《ほほぉ、お主が白露 鎖葉斗か、新王の。
こりゃあお主の首を取りゃぁ、》
言いかけると同時に鎖葉斗の後ろに回るジャス。
《名誉のこったのお!》
「!!」
・
・
・
・
・
・
「澄江、覚えてる?あなたが私と椿に稽古つけてくれてた頃。」
忍の問いに答えず、只管、忍の隙を探す澄江。
「あの頃の貴女は、輝いてた。なのに今は支配者になる為だけの欲しかないのね、」
「じゃあ俺がアイツを……」
ジャスとの戦に名乗りをあげるのは間口 吾平。
「駄目です、あなたの実力では悪鬼は倒せない。
なので白江様を連れて、神社内に入り、蒼の鍵を取ってきてください。」
鎖葉斗がジャスへと剣を向けると同時に、美鎖と間口は走り出した。
・
・
・
・
・
・
《魔遊・蓮花》
赤い血塗れのオカリナを華麗に吹くは、ミン。
「魔遊、悪界の中級悪魔・悪鬼が使う、独自の魔法。
代々伝わる笛から発せられる音色による、精神破壊等が主な能力だ。」
ミンを余裕の表情で見るキャルナス。
そんなキャルナスに拍手するミン。
《よく言えたのぉ。じゃがわしのはあんなダッサイ笛じゃない。
エリート悪鬼にしか使えない、特注の楽器じゃ。》
確かにミンの使っている楽器は笛じゃない、血塗れのオカリナ。
《さぁ見よ、選ばれし悪鬼にしか使えない秘術を。》
・
・
・
・
・
・
「白露 鎖葉斗だ、よろしくね。」
剣をジャスに向けるは鎖葉斗。
《ほほぉ、お主が白露 鎖葉斗か、新王の。
こりゃあお主の首を取りゃぁ、》
言いかけると同時に鎖葉斗の後ろに回るジャス。
《名誉のこったのお!》
「!!」
・
・
・
・
・
・
「澄江、覚えてる?あなたが私と椿に稽古つけてくれてた頃。」
忍の問いに答えず、只管、忍の隙を探す澄江。
「あの頃の貴女は、輝いてた。なのに今は支配者になる為だけの欲しかないのね、」