不機嫌マーマレード
「来週、水曜日だって。忘れんといて。」



その言葉にハッとする。



「わかった。必ず行くから」



私はプリントを自分の寝室に持っていくと、ベッドに寝転がった。



圭吾の寝室ではいつも寝かせてくれない。



「疲れた・・・・。」



私は疲労感と睡眠不足からあっという間に夢の中に落ちていった。

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