ガールズ・トーク
「じゃあ、まず
自分を好きに
なった方がいいよ。
自分のことを
嫌いな人間が
誰かに好きに
なってもらうのは
難しいからね」

「隆は私のこと
嫌いになったの
でしょうか?」

「それは、私には
分からない。
でも、隆君もきっと
自信無くしてるんじゃ
ないかな。
このままじゃ、
自分の千春ちゃんも
ダメになるって
思ったんじゃ
ないかな。
でも逃げるのは
卑怯だよね。
千春ちゃんには
ちゃんと話する
べきだったよね」

千春が今
自信を
なくしている。

自分のしてきた
ことが間違いっだた
と思う気持ちが
自信を無くさせている。

2人が自信を
取り戻せれば
隆と千春は
やり直せるのでわ
ないかと思った。

♪あの頃の
未来に
僕らは立って
いるのかな〜

そんな歌詞の
歌があった。

あの頃の
未来に立って
いる人なんて
ほんの一握りしか
いないのだろう。

千春はその
未来を失おうと
していた。

そこに
しがみつくか

手を離すべきか
誰にも
分からない。

千春自身にも…。

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