不良学校~かかって来い!~Ⅰ
うんうん
私も多分この人と同じ立場だったら
同じこと聞くと思う

「ねっそこの福君も喋ろうよ」

「うん。いいよー」

それから何時間か喋ってた

「あー喉痛い・・・」

「確かに」

「喋りすぎたね」

私達三人は疲れきってた・・・ハハ

「あっそろそろ帰るー」

「ダメだってばー」

「総長がまだ来ないんだよー」

「だって今10時だよ!」

「えーもうそんな時間?」

「何時間喋ってたんだろ・・・」

「総長ってかなりムカつくね」

「そんなこと言ったら殺されるよ~?」

「今居ないじゃん」

「それもそうだね~」

また何時間も喋ってた

「ハァハァもっむ・・・り」

「ハァ俺・・・も」

「ハァハァハァいか・・ど・・ぶん」

私達三人は学習能力がないようで
喉がいい加減、痛くなった

プルルルルル

「あっ・・で・・・わ」

うまく喋れない・・・

「で・・・るよ」

「い・・・いよ」

私は電話に出た

「は・・・い?」

「星菜?!」

「い・・ま・・・しゃべ・・りすぎ・・・て
の・・・どが・・いた・・・い」

「ハハびっくりさせないで下さいよ」

今ので通じたのか?!
恐るべし蛍・・・・

「あっ今どこですか?」

「んー・・・とも・・だち・・・の家」

「そうですか。何時位に帰ってきますか?」

「あー・・・遅く・・・なる・・か・・・も」
< 66 / 99 >

この作品をシェア

pagetop