この果てしない空
私は携帯を取り出し電話をする。

プルルルルピッ

数秒もしないうちに相手は電話にでた。

「もしもし。」

相手は柊。

『今日教室いっちゃだめだってー。』

「えっ?まぢ?!」

『まぢ。』

「その喋り方をしてるってことは今屋上?」

『うん。』

「じゃあ今行く。」

ぷっと電話が切れた。

あ、羽那にも電話。

プルルルルプルルルル

『でない…。
メールでいっか。
<今日保健室で授業受けなきゃいけないから、帰り保健室迎えにきて>と送信!』
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