この果てしない空
パシッ!

普通はとっさに殴られる人の前に出たら私が殴られるものだが私は喧嘩慣れ?で男子の手を止めてしまった。

「なっ…。」

「光…?」

『あ…。』

さっきまでヤジウマなどがうるさかったのに一気に静かになってしまった。

男子は私の手を振りほどく。

「て、てめぇなんで止めるんだよ!
そこは殴られとけよ!!」

それは私も思った。

男子は私が受け止めてしまったためすごく動揺してる…。
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