この果てしない空
「こら!
おまえら何してるんだ!
早く教室に入れ!」

HRをやるため2階から上がってきた先生達。

「あれ?
高柳さん、今日は保健室なはずでしょ?
早く行きなさい。」

『すいません』

「光あとでな。」

そういって柊は教室に向かった。

男子二人はイライラしながら教室へ行く。

「てめぇ、今度覚えてろよ。」

教室に向かおうとした一人の男子が私に向け言ってきた。

『地味な私に貴方の拳が止められたのがそんなにくやしい?』

私はくすっと笑い階段を下りた。
< 120 / 208 >

この作品をシェア

pagetop