この果てしない空
『私の両親、年に1、2回しか帰ってこないんです。

寂しくてある日の夜家を出て、男人達に絡まれてた私を2人の女の人が助けてくれました。

その人はブルーフラワーというグループの人だったんです。

私はその2人にも憧れましたが、リーダーにもっと憧れ、そのグループに入りました。

入るときにリーダーに、
「あんたは頭いいんだから、高校はちゃんと行って、真面目に生きるなら入るのを許可する。」といわれたんです。

その人は、私が入って少したったころ、バイク事故に遭い帰らない人となりました。

その人も胸に蝶がついてたんで、その人との約束を守るため、タトゥーをいれました。』

ぐっと蝶に手を当てた。


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