この果てしない空
待って。

羽那はお嬢様だからわかるんだけど、なんで柊も持ってんの?


『柊ってもしかさておぼっちゃまなの!?!?!』

「もしかさてってなんだよ。」

『もしかして!!間違えたの!』

「りゅーくん家も私のお父さんの会社ぐらい大きいよ。」

羽那パパぐらいの会社ってすごいじゃん。

だって日本企業でトップ5の中にはいりますよ?

『てか、なんで羽那知ってるの??』

「だって、りゅーくんのお父さんお得意様。」

あー、そーなのね。。

「名前聞いたときもしかしてと思ったら、そうだったんだよね。」

「羽那ちゃんとは、小さい頃パーティーとかで会ってたのに、覚えてないなんてひどいよね。」

パーティーとか私には縁のない話しだな…。
< 154 / 208 >

この作品をシェア

pagetop