この果てしない空
「暑ーい!!!!!!!!」

ところかわって、私たちは今柊の別荘に向かってる。

電車、バスを使ってもう3時間たったかな?

今は別荘まで歩きというので、がんばって木々に囲まれてるコンクリートの上を歩いている。

『羽那、もう少し頑張って。
てかうるさい…。』

「だって暑いんだもん!!」

「怒るともっと暑くなるよ?」

汗を流しながら柊は言う。

そう。
今日は2泊3日のキャンプの日。

楽しみだけど、私は昨日のことが頭から離れない。
< 163 / 208 >

この作品をシェア

pagetop