この果てしない空
「光ー、ここに荷物置いていいよー。」

部屋だと思われる場所からひょこっと顔を出す柊。

『あ、うん。』

唖然としていていつ部屋にいったかわからなかったよ…。

てか待って。

部屋綺麗なんだけど。

てか…

『広っ』

「広くないよ。
俺の部屋と同じぐらいだし。」

いやいや待て。

この大部屋が柊の部屋と同じ?!

「あ、俺の部屋の方が大きいかな?」

「私もこのぐらーい。」

かばんからいろいろ出しながらいう羽那。

うん。そうだよね。

あんたたち金持ちだった。

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