この果てしない空
「睨まないでよ〜。」

「俺らと遊ぼうっていってるだけじゃーん。」

ふざけた声で言いながら男Bが私の手を掴んできた。

「汚ねぇ手でさわんじゃねえよ!」

パン!と男Bの手を叩いた。

「いてぇな!!」

『痛くやったから仕方ねぇだろ。』

「こら!光そんな言葉使いしたら駄目でしょ!」

男Aに手を掴まれながらも私の言葉使いに指摘をする。

『羽那、もうちょっと危機感もったら?』

「じゃあ、早く助けてよ〜。
この人手汗やばいし、痛いし、臭いし、きもいし。」

いやいや逆に煽ってどうする。
< 181 / 208 >

この作品をシェア

pagetop