この果てしない空
「俺らを無視して話してんじゃねぇよ!」

「てか、手汗と痛いのは仕方ないと思うけど、臭い、きもいはおかしくね?!」

手汗と痛いの仕方ないんだ。

『たく…、羽那あんたが悪いよ…。』

「私悪くなーい。」

「ほら、こいよ!!!」

そういって、男Bはまた私の手を掴もうとしたが、掴む寸前に誰かの手がでてきて男Bは砂に叩き付けられた。

「てめぇら、なにしてんだよ。」

いつものおちゃらけの声ではなく低い声が聞こえた。

『柊…。』

「りゅーくん!光は強いんだからこっち先助けてよ〜!」

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