クリ-ミ-ココア
ブーブーブーブー
「いーのー?」
箸で私の携帯を指しながらセリは何度も聞いてきた。
「いーの!!あんな奴。私だって怒るくらい出来るもん」
「わかった。わかったから食べながら話すなよ比奈」
携帯をポケットにしまい口から出そうになるゴハン粒を手で押さえる。
「ごめん崇(タカシ)」
ポケットにしまった今でも鳴り続ける携帯。
「っんで?結局居残り?」
「そーなの!!だからひよこちゃんは怒ってるんですよねぇ〜」
崇の話しにセリがちゃかす。
「やめてってばその呼び方〜」
ムキになった私を見てセリは楽しそうだ。
絶対セリはあいつと同じ匂いがする…
そんなセリでも私と違って気が強いし根は優しい。
「ちょっとーなんか用すかー?」
ほら。
今だってあいつと仲がいいと勘違いしてる女子の先輩が、私をジロジロ見ていたの助けてくれたし。
「比奈は見世物ぢゃないんだよ!!私だけのオモチャなの!!」
……………根は優しい子なんだよ?
「いーのー?」
箸で私の携帯を指しながらセリは何度も聞いてきた。
「いーの!!あんな奴。私だって怒るくらい出来るもん」
「わかった。わかったから食べながら話すなよ比奈」
携帯をポケットにしまい口から出そうになるゴハン粒を手で押さえる。
「ごめん崇(タカシ)」
ポケットにしまった今でも鳴り続ける携帯。
「っんで?結局居残り?」
「そーなの!!だからひよこちゃんは怒ってるんですよねぇ〜」
崇の話しにセリがちゃかす。
「やめてってばその呼び方〜」
ムキになった私を見てセリは楽しそうだ。
絶対セリはあいつと同じ匂いがする…
そんなセリでも私と違って気が強いし根は優しい。
「ちょっとーなんか用すかー?」
ほら。
今だってあいつと仲がいいと勘違いしてる女子の先輩が、私をジロジロ見ていたの助けてくれたし。
「比奈は見世物ぢゃないんだよ!!私だけのオモチャなの!!」
……………根は優しい子なんだよ?