クリ-ミ-ココア
私が俯いてると突然あいつは顎を持ち顔を近づけて来た。



「なに!!???」



「マスカットの匂い…」



そう言って体を離す。



ふぅ………いきなり顔近づけるからビックリしちゃった。



ここでおまじないするのかと思ったじゃん。



誰が見てるかもわからないのに……



まぁこんな状況なのも反感かうな。



「聞いてんのか?ばかひよ」



「ぅわッッ!!はぃ聞いてます。さっきソウタ君に貰った飴舐めてたから…」


「そうか……ならこれでも舐めてろ」


「んがッッ」



いったーー



無理矢理口の中入れるから歯に当たったよ…



「さっきから色気ねぇ声出してんじゃねーよ」



「あんたが無理矢理にするからでしょ…」



「ちっ」



舌打ちしたよいま……


やっぱ怖い……
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