クリ-ミ-ココア
まぁ…おかげでこうやって放課後にセリと崇と遊ぶ事が出来たのだけど。



「比奈ってば授業中寝ててさぁ〜寝ぼけてお父さん!なんて叫ぶから先生に怒られてんだよー」


「もう…恥ずかしいからやめてよぉ」



3人で久しぶりに帰りながらセリが崇にさっきの出来事を話す。



「それだったのかーなんか俺のクラスにまで笑い声と先生の怒鳴り声聞こえた。」



崇はゲラゲラ腹を抱えて笑った。



恥ずかしい…


だって眠かったんだもん。


「あっイズミ君の所行かない!?今日働いてるかな?」


突然何かを思い出したかのように手を叩きセリが明るく言う。



イズミ君?だれ…?



「多分働いてるんじゃん?行ってみようか」



2人で盛り上がって私は会話に入れないでいると


「比奈もいいよな?」



振り返って私に同意を求める崇に言葉を投げかけてみる。
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