愛し愛されて
「助かったじゃねえよ。また、誰か確かめずにドアを開けたんだろ」



「うっ……」



図星で何も言えない…



「…たっく、とりあえずここに座ってないで中に入れ」



そういえば私、玄関に座ってたっけ、とりあえず立と…



???



「立てない」



「はぁ?…たっく、しょうがねぇなぁ」



彼がそう言うとヒョイっと私を持ち上げた



きゃ〜〜〜///お姫様抱っこ〜



私の心臓が早い



彼はドアの鍵を閉め、靴を脱ぎ奥の部屋にあるベッドへ向かった



ベッドに下ろされた私は「ありがとう」と言った





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