愛し愛されて
「どういたしまして。麦茶でいいか?」



「え…。うん」



彼は自分の家かのようにグラスを取り冷蔵庫に入ってる麦茶を注いでる



彼はよく、私の部屋に来るから何処に何があるか把握している



「ほら、飲めよ」



彼はそう言って私にグラスを差し出した



私がグラスを持ったと同時に彼の手が離れ、彼は私の左隣に座った



私も彼も黙ったまま…
沈黙が…………恐い



彼に怒られると思ってた私、でも、彼は何も言ってこない…のも恐い



沈黙を破ったのは



私…





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