甘い甘いケーキはどう?


「ゆめのちゃん??」



「あー…っと、ゴメン

今日ケータイ家に置いてきちゃってさぁ

番号とか暗記してないから分かんない」


とりあえず付き合うって言うことには触れないように…


こんなに嘘がスラスラでてくるとは思わなかった…



「…そっかぁ」




ちょっと残念そうな顔をした蒼斗くんがいた。



「ゴメン…」



「あ!!ちょっとだけ待って!!」





そう言って中に入って数分経つと戻ってきた。






「コレ」



渡されたのは紙切れ。


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