あたしのパーフェクト★BOY
山の途中まではバスで行きそこから歩く。



しおりを見て頂上まで行かないことに結衣はホッとした。



見晴台まで行って引き返すらしい。



頂上まで行きたいと不満な生徒もいるが、体力に自信のない結衣は嬉しい。




「お天気良くて良かったね~」


結衣がバスを降りて両手を上げて伸びをする。



「そうだよ 梅雨の時期にこの企画 超ありえないよ~ 雨だったらどうしてくれるのって」



珠代がうんざりした声で言った。




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