あたしのﾊﾟｰﾌｪｸﾄ★BOY

「あいつカッコ良かったな　なに話していたかわからないけど外人がなんか困っていたらあいつが英語でなんか言ったんだ　それがめちゃくちゃカッコいいのなんのって　あ～　神様って不公平～」



悠祐が玲央の方を見ているのを見て言った。



「英語くらい当たり前だろ？あいつイギリスに住んでいたんだから」



吐き捨てるようにリュウは言うと座席を少し倒して寝る体制に入った。



「はいはい　結衣ちゃんをお姫様抱っこしている姿はどこぞの王子様って感じで似合いすぎてたしな　妬くより落ち込むよな　それに一緒に住んでいるならば余計だよな～」



「悠祐、お前うるせえ！」



リュウは噛み付くように言うと雑誌を顔に乗せた。