あたしのパーフェクト★BOY
「玲央くんがいてくれて良かったわ♪」
信也の好きな生ハムのおつまみを持ってくると言った。
「途中から結衣をおぶってくれたらしいわ 山道だから大変だったでしょうに」
「最初から行かさなければ良かったな」
後悔した様な声だ。
「今朝は熱がなかったんですもの 止めていたら結衣に1ヶ月は口を聞いてもらえなかったかもしれないわよ?」
* * * * * *
薬のおかげで熱が下がった結衣はベッドの中で寝返りを打ってばかりいた。
――あ~ 自己嫌悪・・・・・・下山する時、玲央におぶってもらったことは覚えていないし・・・・・・しかもバスに乗り込む時のお姫様抱っこ・・・・・・玲央のファンに後で嫌がらせをされそう。
隣の玲央は起きているのだろうか・・・・・・と結衣は耳を澄ませる。
物音はまったく聞こえてこなかった。
信也の好きな生ハムのおつまみを持ってくると言った。
「途中から結衣をおぶってくれたらしいわ 山道だから大変だったでしょうに」
「最初から行かさなければ良かったな」
後悔した様な声だ。
「今朝は熱がなかったんですもの 止めていたら結衣に1ヶ月は口を聞いてもらえなかったかもしれないわよ?」
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薬のおかげで熱が下がった結衣はベッドの中で寝返りを打ってばかりいた。
――あ~ 自己嫌悪・・・・・・下山する時、玲央におぶってもらったことは覚えていないし・・・・・・しかもバスに乗り込む時のお姫様抱っこ・・・・・・玲央のファンに後で嫌がらせをされそう。
隣の玲央は起きているのだろうか・・・・・・と結衣は耳を澄ませる。
物音はまったく聞こえてこなかった。