あたしのパーフェクト★BOY
ソファの横で待っていた玲央は結衣が戻って来るのを見ると玄関に向かった。
結衣は多恵子の1階の仕事部屋に行きドアを叩いた。
「ママ~ 玲央と本屋さんに行ってくるね~」
少し間を置いてから多恵子が出てきた。
「あらデート?」
にこにこと嬉しそうだ。
「デートじゃないってば!隣町の本屋さんに行ってくるだけっ」
ママに冷やかされて結衣は真っ赤になりながら突っかかる。
「残念ね~ あっ!そうだわ 駅前のパン屋さんでフランスパン買ってきて欲しいの」
「は~い 行ってきます」
少し弾んだ足取りで行ってしまった。
――まったく素直じゃないんだから。
娘の嬉しそうな後姿を見て思った多恵子だった。
結衣は多恵子の1階の仕事部屋に行きドアを叩いた。
「ママ~ 玲央と本屋さんに行ってくるね~」
少し間を置いてから多恵子が出てきた。
「あらデート?」
にこにこと嬉しそうだ。
「デートじゃないってば!隣町の本屋さんに行ってくるだけっ」
ママに冷やかされて結衣は真っ赤になりながら突っかかる。
「残念ね~ あっ!そうだわ 駅前のパン屋さんでフランスパン買ってきて欲しいの」
「は~い 行ってきます」
少し弾んだ足取りで行ってしまった。
――まったく素直じゃないんだから。
娘の嬉しそうな後姿を見て思った多恵子だった。