あたしのパーフェクト★BOY
お気に入りのコンバースの靴を履くと門で待っていた玲央に駆け寄る。
白いアーチ型の門の前に立っている玲央は景色になじんで思わず見惚れてしまいそうだった。
――黒のTシャツにジーンズ姿でごく普通の格好なのに・・・・・・なんか、くやしい・・・・・・。
門を開けて先に出るように促される。
「玲央、本屋さんだけ?」
――せっかく外に出たのに行き先が本屋さんだけだなんてつまらない。
「結衣はどこかへ行きたいの?」
「いろいろ行きたい所はあるけど・・・・・・」
結衣は口ごもった。
まるで催促しているみたいだからだ。
白いアーチ型の門の前に立っている玲央は景色になじんで思わず見惚れてしまいそうだった。
――黒のTシャツにジーンズ姿でごく普通の格好なのに・・・・・・なんか、くやしい・・・・・・。
門を開けて先に出るように促される。
「玲央、本屋さんだけ?」
――せっかく外に出たのに行き先が本屋さんだけだなんてつまらない。
「結衣はどこかへ行きたいの?」
「いろいろ行きたい所はあるけど・・・・・・」
結衣は口ごもった。
まるで催促しているみたいだからだ。