あたしのパーフェクト★BOY
小さなテーブルとイス。



混んでいる店内でやっと見つけた席に結衣は座って待っていた。



2つ大きいカップを持ってきた玲央はイスに座った。



――窮屈そう・・・・・・。



17歳ですでに身長が180センチを越えている玲央は長い足で窮屈そうに座った。



「結衣は何の本を買ったの?」



「え?あ、あたしの本?ファッション雑誌だけど?」



「ふーん そんなの見て洋服選ぶんだ?」



「そうだよ?一応女の子なんだから流行に敏感にならないと」



「ふーん」


玲央が興味なさそうに相槌を打った。



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